日経ビジネスアソシエ05/19


今回の特集は「あなたが今読むべき本」
様々なジャンルのビジネス書のオンパレード。
まだまだ読んでいない本も多いなぁ。


でも、それよりおもしろかったのはセガでゲームプロデューサーをしている名越稔洋氏のインタビュー記事。
古くは「デイトナUSA」、最近では「龍が如く」シリーズをプロデュースしている方。
以下、一部引用。

今の若い人は、先のことを知りたがりますね。
専門学校でゲーム制作を教える時、学生から「将来のために、今何をやったらいいですか?」と質問されます。
僕が「好きなことをやってください」と言うと、学生は「好きなことをやると僕はダメだと思います」と。
「なるほど。じゃあ、自分がためになると思うことをやればいいんじゃない?」と言えば、「名越さんは何だと思いますか?」と聞いてくる。


自分のためになると思うことを、僕に聞いてどうするのかと思いながら、
「自分が悩むというプロセスを排除して、他人よりも楽に今何をやればいいかを体よく聞きたいだけじゃないの?」
と言うと、答えが返ってこない。


成功体験以前の問題です。
悩まずして求めるなよと。

何をやるべきかを定めてから悩むのはいいが、やるべきことから悩むのはおかしい。
しかも、自分のやるべきことも決められない割には、日本の政治が心配だとかいう。とにかく筋が通らない若者が多いですね。

自分にも当てはまる部分があるだけに、自戒。